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カタログ制作の「多言語カタログが必要」を解決

海外展開でカタログの多言語化が急務。翻訳だけでは済まない制作のポイント。

多言語カタログ制作の課題 ― 翻訳だけでは済まない理由

海外展開やインバウンド対応で多言語カタログが必要になるケースが増えています。しかし、多言語カタログの制作は「翻訳すれば完成」ではありません。言語によって文字量が大きく異なり、レイアウトの再設計が必要になるなど、通常のカタログ制作にはない独自の課題があります。

多言語カタログで発生する主な課題

  • テキスト量の変動 ― 日本語→英語で約1.5倍、日本語→中国語で約0.7倍とテキスト量が変わり、レイアウト調整が必要
  • フォントの問題 ― 各言語の文字体系に対応したフォントの選定(アラビア語は右から左に読むなど)
  • 単位・規格の変換 ― mm→inch、V→Hz、JIS規格→海外規格など、単なる翻訳では対応できない変換が必要
  • 文化的配慮 ― 色のイメージ、ジェスチャー、写真のモデル選定など、文化圏によって異なる配慮が必要
  • 法規制・表示義務 ― 輸出先の法規制に準拠した表示(CE マーキング、UL規格など)
  • DTP上の技術的課題 ― 縦書き→横書き変換、組版ルールの違い、特殊文字の表示

多言語カタログ制作のベストプラクティス

1. 原文の品質を高める

翻訳の品質は原文の品質に左右されます。日本語版の文章を「翻訳しやすい日本語」に整理する工程(プリエディット)を入れることで、翻訳の精度と効率が大幅に向上します。

2. 翻訳メモリ(TM)の活用

過去に翻訳した文章をデータベース化し、同じ表現が出てきたときに自動的に再利用する仕組みです。改訂版の制作では翻訳コストを30〜50%削減できます。

3. レイアウトの国際化設計

最初から多言語展開を前提としたレイアウト設計(テキストエリアに余裕を持たせる、可変レイアウト対応など)を行うことで、言語ごとのレイアウト調整を最小限にします。

4. 用語集(ターミノロジー)の統一

製品名、技術用語、ブランド表現の多言語対訳表を作成し、翻訳者間で共有します。統一感のある翻訳品質を維持するために不可欠です。

よくある質問

翻訳費用の相場はどのくらいですか?

日本語→英語で1文字8〜15円、日本語→中国語で1文字7〜12円が相場です。専門用語が多い技術カタログは高めになります。翻訳メモリの蓄積が進むほど、改訂時の費用は下がっていきます。

機械翻訳(AI翻訳)で対応できますか?

技術の進歩により、機械翻訳の品質は向上していますが、カタログには不向きです。製品スペックの正確性やブランドトーンの統一が求められるため、プロの翻訳者による翻訳+ネイティブチェックが推奨されます。ただし、機械翻訳+人間のポストエディットという組み合わせでコストを抑えるアプローチもあります。

何言語に対応できますか?

主要言語(英語、中国語簡体字/繁体字、韓国語、タイ語、ベトナム語、スペイン語、ドイツ語、フランス語など)は対応可能です。アラビア語やヒンディー語など特殊な組版が必要な言語も、実績のある制作会社であれば対応できます。

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